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獣たち。

・・・そいつは、仰向けで鼾をかいていた。

『野良寝』というやつらしい。白くて丸い毛玉な体から短い四肢を投げ出し、太平楽を決め込んでいる。
膨大な数の個体が全国の家庭のケージ内にいるはずだが、なぜか野生での生息は確認されていない。
その理由がここに集約されていると確信する。こんな習性を身に着けた生き物が特定外来生物になる日は、たぶん来ない。
つか、野生種のこいつらには生息地で野良寝の習性はあるのだろうか?


・・・そいつは、耳に合わせて胴も伸ばしていた。わけはない。

よく見る動作だが、本来全身をバネにした跳躍力が身上の生き物ゆえに、バネたる胴もよく伸びるのであろうか。もっとも多くの作出品種の中にはとうにそんな能力を失ったものも少なくない。
ところで彼らにはなぜか心優しく儚げでメルヒェンなイメージが付きまとう。いわく草食ゆえに闘いを知らない。なんと水を飲んで死ぬ。はては寂しいと死んでしまう・・・

全部嘘だ、ということを私は知っている。

そいつはストレッチの後、同室の兄弟を押しのけて給水器からガブガブ喉を潤し、何を思ったかケージ越しにがしがし頭突きをかましてきたのである。それも複数回。
店員嬢は頼みもしないのに『連れてって♪』と訳してくれたが、誤訳であろう。
たぶん北海道のイーグル・ドライバーがその昔持たされたという小冊子の中身と、意味合いはほぼ同様のはずである・・・と思う。

・・・で、こうしてペット売り場で遊んでいるうちに、何を買いにいったか忘れてしまったのだが。
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